学校について

学校の特長

本校は、済生会の理念の基、生命の尊厳・人間愛を基盤とした看護師の育成を目指しています。

30年以上の看護教育の伝統と実績があり、多くの卒業生が母体病院の済生会川口総合病院で看護活動、後輩指導を行っています。

本校は、看護技術の習得や自ら人間関係を築けるような知識、技術、態度に対し、各専門領域の専門教員がきめ細やかに教育を行っています。また、済生会川口総合病院の専門領域の医師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、理学療法士等によって、最新の医療の動向を踏まえた実践的な教育を行っています。

さらに、本校は済生会川口総合病院を中心に、済生会系列の協力の整った施設で実習を行っています。臨床実習場の指導者は卒業生が多く、指導者の資格を持った方が各病棟に5名程いて、教員と連携して熱心に教育を行っています。実習が効果的にできるように、学校と実習場の指導者で月に一度、学習し合う場を持っています。

図書室は専任の司書により、専門書や専門雑誌が管理されていて、学生達の相談にのっています。また、学校カウンセラーや学校医により心身の健康管理を行っています。

済生会川口看護専門学校 校舎
済生会川口看護専門学校 外観

教育理念

済生会は、明治天皇が明治44年に「医療を受けることができないで困っている人たちに施薬救療の道を拡めるように」というご趣旨のもとに創設されました。

平成23年に100周年を迎え、現在は、社会福祉法人として、保健・医療・福祉の分野で、全国389施設で60.000人の職員が活躍しています。(平成30年時点)

本校は、済生会川口総合病院を母体として、昭和54年に開校しました。済生会の基本理念となる生命の尊厳・人間愛を基盤として豊かな感性を養い、人々の健康と福祉の向上について学び、且つ国際的感覚を備え、看護師としての使命感と誇りを持って、人々から信頼される看護師の教育をめざしています。

済生会川口看護専門学校 校舎
運営母体の済生会川口総合病院

教育目的

学校教育法及び保健師助産師看護師法に基づき、看護師として必要な知識・技術を習得させ、済生会の基本理念である救療済生の精神を養い、社会に貢献できる人材を育成する。

教育目標

  • 人間を身体的・精神的・社会的に統合された存在として理解できる能力を養う。
  • 生命を尊重し、個人の多様な価値観を認識し、共感的態度及び倫理に基づいた行動ができる能力を養う。
  • 看護の概念を学び、看護援助に必要な知識・技術・態度を習得する。
  • 健康と環境の相互関係について理解し、健康状況に応じた看護を安全に実践するための基礎的能力を養う。
  • 健康上の問題を解決するための科学的思考と判断力を養う。
  • 保健・医療・福祉制度を総合的に理解し、社会資源の活用と調整的能力を養い、チームメンバーと協働しながら、看護の役割を実践できる。
  • 済生会の理念と活動を学び、専門職業人としての姿勢を養う。